Pimax 製品のトラブル解決と保証
Pimax のVRヘッドセット(Crystal Super・Crystal Light・Dream Air・Dream Air SE など)の不具合の確認手順、保証の条件、問い合わせ先をご案内します。問い合わせ先は、Pimax 公式サイトでご購入の場合と、当店でご購入の場合で異なります。
お知らせ:GPUのドライバを更新した後の不具合
2026年11月時点で、NVIDIA の新しいドライバに更新した後に、ヘッドセットの映像の揺れやカクつき、PCが固まる症状が出たという報告が複数あります。前の版に戻すと症状が出なくなった例が多く報告されています。
更新の後から症状が出た場合は、次の手順で前の版に戻してください。
- 症状が出る前に使っていたドライバの版を確かめます。
- DDU(GPUのドライバを完全に削除する無料ソフト)で、今のドライバを削除します。
- NVIDIA 公式のドライバのページで、前の版を探して入れます。
- Windows Update でドライバが自動で更新されないように設定します。
NVIDIA GeForce RTX 50 シリーズは、ドライバ 572.60 より前の版には戻せません。直らない場合は、下の窓口へご相談ください。
最初に確かめること
症状別の手順の前に、次の4点を確認してください。どの機種にも共通の手順です。このページの画面は、Pimax Play 2.0.4 に Dream Air をつないだときの例です。
-
Pimax Play を最新版にする
Pimax Play は、ヘッドセットの設定と更新を行う Pimax の公式ソフトです。ソフトとヘッドセット本体の更新(ファームウェア)をどちらも最新にしてください。最新版は Pimax 公式のダウンロードページから入手できます。

設定の「設備」の画面です。ファームウェアの版の横にある「更新を確認」で、新しい版があるかを確かめられます。 -
エラーコードを確かめる
Pimax Play の接続状態の表示の横にある青いアイコンを押すと、エラーコードを確かめられます。下の「エラーコードが出るとき」で主なコードの意味を案内しています。

Pimax Play のホーム画面です。ヘッドセットの絵の下に接続の状態が出ます(この例は画面が消灯している状態)。コントローラーとベースステーションは、つながっているものが明るく表示されます。 -
GPUのドライバを入れ直す
GPU(映像を描く部品)のドライバを最新版にします。直らないときは、一度削除してから入れ直してください。ドライバの更新の後から症状が出た場合は、上のお知らせのとおり前の版に戻します。
-
ヘッドセットとPCを再起動する
ケーブルを抜き差しし、ヘッドセット、PCの順に再起動します。
症状別の対処
症状ごとに、考えられる原因と対処の手順を記載しています。手順は上から順にお試しください。記事へのリンクは Pimax 公式のサポートサイト(英語)です。
エラーコードが出るとき
コードは、Pimax Play の接続状態の表示の横にある青いアイコンを押すと確かめられます。
| コード | 主な原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 10500 | PCがUSBを認識していない | ケーブルのUSB端子をPCの USB 3.0 以上の端子につなぎ直します。電源アダプターの接続と、電源スイッチが入っているかも確かめます。 |
| 10517 | USBから機器の情報を読めない | ヘッドセットとPCを再起動します。 |
| 10518・30101 | 位置の情報や計算に異常がある | %programdata%\pimax\slam のフォルダを削除し、Pimax のサービスを再起動します。 |
| 10600 | GPUの映像出力(DisplayPort)を認識していない。高解像度のモニターを併用している | GPUの DisplayPort 端子につなぎ、差し込みを確かめます。GPUのドライバを更新し、モニターの解像度とリフレッシュレートを下げます。 |
| 10632・10636 | GPUか映像ケーブルの不具合 | 映像ケーブルを差し直し、GPUのドライバを入れ直して、PCを再起動します。 |
| 10900 | CPU内蔵の映像機能につないでいる。GPUやドライバが対応していない | GPUの端子につなぎ、ドライバを入れ直します。GPUが動作の条件を満たしているかを確かめます。 |
| 10932 | GPUか映像ケーブルの不具合。GPUを2枚使っている | ケーブルを差し直し、ドライバを完全に入れ直します。GPUが2枚の場合は、ヘッドセットとモニターを同じGPUにつなぎます。 |
| 10933 | 端子がほかの機器に使われている | DisplayPort を差し直すか別の端子に替え、PCを再起動します。 |
| 10934 | CPU内蔵の映像機能が使われている | BIOS(PCの基本設定画面)で内蔵の映像機能をオフにします。デバイスマネージャーでの無効化では直りません。 |
| 10935・10936 | ヘッドセットの画面を起動できない | ケーブルか DisplayPort 端子を替え、GPUのドライバと Pimax Play を入れ直します。 |
| 10938 | GPUの映像出力の帯域が足りない | ほかのモニターを外すか、解像度とリフレッシュレートを下げます。 |
| 20000 | USBを認識していない | USBを差し直します。直らないときは、マザーボードのメーカーのサイトからUSBのドライバを入れ直します。 |
| 20100・30000 | Pimax Play の導入や動作の異常 | Pimax Play を入れ直します。 |
| 20800・29001 | Pimax のサービスとの通信の異常 | Pimax のサービスを再起動します。 |
| 30205 | 通信の時間切れ | PCを再起動するか、Pimax Play を入れ直します。 |
公式の記事:接続トラブルとエラーコード
映像が映らない・画面が黒いまま
- 映像はGPUの DisplayPort へ
- USBは USB 3.0 以上の端子へ
- マザーボードの映像端子は使わない


考えられる原因
- ケーブルの差し込みが浅い、または傷んでいる
- ヘッドセットがスリープしている(しばらく動かさないと画面が消えます)
- GPUのドライバが正しく入っていない
- モニターとヘッドセットで、GPUの映像出力の余力が足りない
対処の手順
- 電源ランプが点いているかを確かめます。ケーブルを差し直し、傷みがあれば交換します。
- ヘッドセットをかぶって頭を動かすか、電源ボタンを押してスリープから戻します。画面が消えるまでの時間は、Pimax Play の設定の「一般」にある「ヘッドセット画面オフ」で長くできます。
- DDU(GPUのドライバを完全に削除する無料ソフト)でドライバを削除し、最新版か安定版を入れ直します。NVIDIA GeForce RTX 50 シリーズは、ドライバ 572.60 以降が必要です。
- SteamVR のホーム画面は映るのにゲームだけ黒い場合は、モニターの解像度とリフレッシュレートを一時的に下げます。あわせて Steam でゲームのファイルの整合性を確かめます。
- Pimax Play の描画品質とリフレッシュレート、SteamVR の解像度を少しずつ下げて、映るかを確かめます。
- 電源ランプが赤い場合は、Pimax Play で機器の利用権の状態に問題がないかを確かめます。
公式の記事:Dream Air の黒い画面・Crystal Super のゲーム画面が黒い・Crystal Light の画面が消える
映像がカクつく・動作が重い
ホーム画面(星空の画面)でもカクつく?
- USBとケーブルの接続
- 解像度とリフレッシュレート
- GPUのドライバの版
- ゲーム内の画質の設定
- OpenXR の実行環境
- ゲームとの相性
考えられる原因
- USBやケーブルの接続が不安定
- 解像度やリフレッシュレート(1秒間に画面を描き直す回数)がPCの性能に対して高すぎる
- GPUのドライバや、映像を補う機能の設定が合っていない
- 部屋の照明のちらつきや、鏡・窓ガラスで位置の読み取りが乱れている
対処の手順
- ヘッドセットのUSBをPCの USB 3.0 以上の端子に直接つなぎ、DisplayPort の差し込みと傷みを確かめます。USBハブは通さないでください。
- Pimax Play の性能表示で、CPU・GPUの使用率とフレームレートを確かめます。上限に近い場合は、描画品質・解像度・リフレッシュレートを下げます。
- DDU でGPUのドライバを削除し、安定した版を入れ直します。ドライバの更新の後から出始めた場合は、前の版に戻します。
- OpenXR の実行環境を Pimax OpenXR に設定します。PimaxXR や OpenXR Toolkit などを別に入れている場合は、一度アンインストールして試します。
- 四方向視(Quad Views。視線の先だけを高画質にする機能)、インテリジェントフレーム補完(足りないフレームを補う機能)、瞳の間隔や上下位置の補正を一度オフにします。
- ホーム画面(星空の画面)でもカクつくかを確かめます。特定のゲームだけで出る場合は、そのゲームとの相性が考えられます。
- Pimax Play で部屋の照明の周波数を選び直し、鏡や窓ガラスを覆います。
- 光るキーボードやマウスなど、RGBの周辺機器を止めて試します。



公式の記事:Dream Air のカクつき・遅延
位置がずれる・トラッキングが切れる
機種によって、位置を読み取る方式が2つあります。
ベースステーション方式(ライトハウス版など)
- ベースステーションは高さ2mほどに置き、ヘッドセットとコントローラーから7m以内に収めます。
- 遊ぶ間は、ヘッドセットをベースステーションから1.5m以上離します。近すぎると読み取りが切れます。
- ベースステーションの視界に、棚の出っ張りや鏡などを置かないでください。
- 電源を入れた後は、ベースステーションを動かしたり向きを変えたりしないでください。動かした場合は、遊ぶ範囲の設定をやり直します。
- 2.0 は、SteamVR の設定で Bluetooth を有効にし、ベースステーションごとに使っていないチャンネルを割り当てます。1.0 は、同期ケーブルを使う場合は「A」と「b」、使わない場合は「b」と「c」に設定します。
内蔵カメラ方式(SLAM版など)
- 部屋を明るくし、照明の周波数の設定を切り替えて安定するほうを選びます。
- 鏡や窓ガラス、光を反射する物を布などで覆います。
- ヘッドセットのUSBを USB 3.0 以上の端子につなぎます。
- エラーコード 10518 が出る場合は、上の表の手順で位置の情報をリセットします。
Crystal シリーズで動きが制限されるとき
Pimax Play の設定の「設備」で、リクライニングモード(寝転んで使うためのモード)をオフにします。このモードがオンのときは、一部のトラッキングが制限されます。

公式の記事:トラッキングとベースステーションの置き方・Crystal Light のトラッキング・トラッキングのモードの異常
コントローラーがつながらない・反応しない
スマートフォンのカメラで、コントローラーの輪を写します。
赤外線のライトは目には見えませんが、カメラには光る点として写ります。点が写らない場合は、π ボタンを長押ししてリセットします。
考えられる原因
- 電池の残量が少ない
- 古いペアリング(接続の登録)の記録が残っている
- ヘッドセットとコントローラーのファームウェアの版が合っていない
- ヘッドセットのカメラが汚れている、または隠れている
対処の手順
- コントローラーを満充電し、コントローラーとヘッドセットを再起動してから、もう一度ペアリングします。
- Pimax Play の機器の設定で、ヘッドセットとコントローラーのファームウェアを先に更新します。
- Dream Air は、π ボタンとメニューボタンを長押しして古い記録を消します。Pimax Play でペアリングを始め、コントローラーのペアリングボタンを約4秒押します。
- Crystal Light は、メニューと B(または Y)を4秒押し、青く点滅したら Pimax Play でペアリングを始めます。緑に点けば完了です。
- スマートフォンのカメラでコントローラーの輪を写し、赤外線のライトが点いているかを確かめます。点いていない場合は、π ボタンを約9秒押してリセットします(Crystal Super は10秒以上)。
- ゲームの中だけで反応しない場合は、Pimax Play でコントローラーの調整(キャリブレーション)を行い、SteamVR でボタンの割り当てを確かめます。
- 直らない場合は、Pimax Play を完全に入れ直してからペアリングします。
公式の記事:Dream Air のコントローラー・Crystal Super のコントローラー・Crystal Light のペアリング
音が出ない
- Windows の出力先
- GPU の HD オーディオドライバ
- DisplayPort ケーブル
- ヘッドセットのイヤホン
- Windows の音量とミュートを確かめ、再生する機器にヘッドセットが選ばれているかを確かめます。Pimax Play の既定の音声機器の設定も確かめます。
- イヤホンやスピーカーのケーブルの差し込みを確かめます。Dream Air は、つるの部品を一度外して付け直します。
- NVIDIA コントロールパネルの「3D 設定の管理」で、設定を既定に戻します。
- GPUのドライバを完全に入れ直します。NVIDIA は、入れるときに HD オーディオドライバを選んでください。DisplayPort 経由の音声に必要です。

公式の記事:Dream Air のイヤホンから音が出ない
機種ごとの公式の解説(英語)
Pimax 公式のサポートサイトに、機種ごとの設定方法と質問集があります(英語)。
直らないときにお知らせいただく内容
お問い合わせの際は、次の内容をお知らせください。
- 機種名とシリアル番号、ご注文番号
- Pimax Play とファームウェアの版、表示されたエラーコード
- PCの機種名、または CPU・GPU の型番
- ヘッドセットをつないだ端子(DisplayPort・USB 3.0 以上か)
- ベースステーション方式の場合は、種類(1.0・2.0)と台数、置いた場所
- 症状が出る場面(特定のゲームだけか、ホーム画面でも出るか)と、症状を写した動画や写真
- Pimax Play のログ(ヘルプの「ログをエクスポート」で zip ファイルに保存できます)

保証の決まり
Pimax のメーカー保証
Pimax または正規の販売店で新品を購入した方に適用されます。くわしくは Pimax 公式の保証規定をご覧ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本体の保証期間 | 12か月。受け取った日と使い始めた日の遅いほうから数えます。受け取りから10日以内に使い始めなかった場合は、受け取った日から数えます。 |
| 付属品の保証期間 | 6か月。DisplayPort ケーブル・充電器・ストラップ・USBハブ・オーディオ部品などが対象です。受け取った日から数えます。 |
| 保証期間中の対応 | 無償の修理、または交換です。 |
| 修理・交換の後 | 残りの保証期間か90日間の長いほうが保証されます。交換した部品は90日間です。 |
| 対象にならないもの | 落下などの事故や誤った使い方による故障、分解や改造、外装の傷、使うほど減る部品(フェイスクッション・ストラップなど)、シリアル番号のラベルがはがれたもの、購入の証明がない中古品です。 |
Pimax 公式サイトで購入した場合は、受け取りから14日間の返品期間があります。期間中に品質の問題が確かめられると、返金・交換・修理から選べます。
当店で購入した場合
当店で購入した Pimax 製品は、当店が窓口になります。Pimax とのやり取りは当店が行います。条件は返品・返金ポリシーと保証規約(第8条)にもとづきます。
| 区分 | 連絡の期限 | 対応 | 返送料 |
|---|---|---|---|
| 初期不良・当店に原因がある不具合 | 商品の到着後14日以内 | 交換・修理・返品 | 当店が負担 |
| お客様のご都合による返品 | 商品の受領後7日以内 | 未使用・未開封の場合に限り返品 | お客様の負担 |
| 到着後15日目以降の故障 | メーカー保証の期間内 | メーカー保証による修理・交換 | 保証の条件による |
初期不良かどうかの判断
症状とあわせて、このページの確認手順の結果をお知らせください。設定や接続環境による症状でないかを当店で確認したうえで、初期不良かどうかを判断し、交換・修理・返品のいずれかでご案内します。開封後のお客様のご都合による返品はお受けできません。
問い合わせ先
購入した場所によって窓口が異なります。
Pimax 公式サイトなどで購入した方
Pimax のサポートへ直接お問い合わせください。
当店で購入した方
ご注文番号を添えて当店へご連絡ください。Pimax への手続きは当店が代わりに行います。
このページは、Pimax 公式の保証規定とサポート記事、利用者の公開情報、当店での確認をもとに作成しています(2026年11月時点)。保証の正式な条件は Pimax 公式の保証規定が優先します。
ソフトの画面や項目の名前は、版によって変わることがあります。


