cluster 推奨PC
cluster はスマートフォンからでも遊べますが、大人数のイベントや長時間の利用では端末の負担が大きくなります。余裕のあるデスクトップパソコンなら、大きな画面でゆったり楽しめて、ワールドづくりにも踏み込めます。cluster は参加人数の上限が公式仕様で定められており、ワールドもマルチデバイス前提で軽く作られるため、極端に高いグラフィックス性能までは必要ありません。予算は本体の余裕と、制作されるなら処理の速さに振り分けるのがおすすめです。
遊ぶ人の6機種 → ワールドをつくる人の4機種 → 構成を相談する →
cluster(クラスター)とは
クラスター株式会社が運営する、日本発のメタバースプラットフォームです。スマートフォンから始められて、ワールドに集まっておしゃべりしたり、音楽ライブや企業のイベントに参加したり、アバターやアイテムを買って着替えたり。ユーザーがつくったワールドが日々公開されていて、遊ぶ側から入ってそのままつくる側にも回れるのが特徴です。
- 運営クラスター株式会社
- できることワールドで交流/イベント・ライブ参加/アバターやアイテムの購入/ワールドやイベントの制作・公開
- 対応機種Windows・Mac・iPhone・Android・Meta Quest・SteamVR対応のPC用VR機器
- つくる方法アプリ内の「ワールドクラフト」で手軽に、または Unity + Cluster Creator Kit で本格的に
- 人数の上限ワールドは25人(超えると別スペースが起動)/公開イベントは入場500人でも、同時に表示されるのは最大100人
たとえば、cluster ではこんな公演が行われています
「PCで cluster に入ると何が変わるのか」がいちばん分かりやすいのが、大人数が集まるイベントです。当店が協賛している VRミュージカルを例にご紹介します。
VRミュージカル wish 〜clair de Lune〜企画・制作:ショークリエイティブデュオ まとまよ様
「バーチャルだからこそ表現できるショーを追求する」ユニット、まとまよ様による本格ミュージカルの最新作です。かつて孤独だった少女が仮想空間で仲間と出会い、歌の力で自分自身を乗り越えていく物語。全曲書き下ろし・Wキャストで上演されています。
会場は cluster。観劇は PC VR が推奨されていて、VR単体機・デスクトップ・スマートフォンからでも参加できます。こうした公演はステージ演出も観客も多く、cluster のなかでは負荷が高いほうです。スマートフォンやノートパソコンでは動作が重くなったり本体が熱くなったりしやすい場面ですので、余裕のあるデスクトップパソコンで、大きな画面でゆっくりご覧いただくのがおすすめです。
- 会場
- cluster(メタバースプラットフォーム)
- 視聴環境
- PC VR推奨/VR単体機・デスクトップ・スマホも可
- 観劇料
- 無料(投げ銭あり)
- 当店の関わり
- 協賛
公式の推奨動作環境と、当店の基準
まず cluster が公開している数字です。公式は「イベントやワールドの構成、参加者数、演出などにより負荷が変動するため、できるだけ高いスペックのデバイスをご用意ください」とも案内しています。右端が、それを踏まえた当店の基準です。
| 項目 | cluster 公式の推奨動作環境(Windows) | 当店の基準(画面で遊ぶ) | 当店の基準(HMD・イベント常連) |
|---|---|---|---|
| OS | Windows 11 | Windows 11 Home | Windows 11 Home |
| CPU | Intel Core i7 / AMD Ryzen 7 以上 | Ryzen 7(8コア) | Ryzen 7 7800X3D クラス |
| メモリ | 16GB 以上 | 32GB | 32GB |
| グラフィックス | RTX 20 シリーズ / RX 6000 シリーズ以上 | RTX 5060 8GB | RTX 5060 Ti 16GB 〜 5070 Ti |
| ストレージ | 空き 2GB 以上 | 1TB Gen4 SSD | 1TB Gen4 SSD |
| VR | SteamVR(OpenVR)対応機器/SteamVR のインストールが必要 | — | SteamVR 対応機を接続 |
※ 公式値は2026年8月時点のものです(出典はページ下部)。cluster は Mac・iPhone・Android・Meta Quest にも対応しており、それぞれ別の推奨環境が案内されています。
cluster のPC選びで知っておきたい3つのこと
ワールドは25人、公開イベントは入場500人でも同時に表示されるのは最大100人(101人目以降はアバターが描画されない「ゴースト」として参加)という公式仕様です。つまり、人数が増え続けて際限なく重くなる、ということが起きにくい構造になっています。最悪ケースが読めるぶん、必要以上に上を狙わなくて済みます。
cluster のワールドは Windows・Mac・iOS・Android(Meta Quest 単体を含む)向けにまとめてビルドされ、同じ内容がスマートフォンにも配られます。描画まわりにも仕様上の上限があり、たとえば同時に反映されるピクセルライトは2つまでです。スマートフォンでも動く前提でワールドが軽く作られる方向に揃うため、ハイエンドなグラフィックスを積んでも伸びしろが小さいのが cluster の性格です。
実際のユーザーの声はスマートフォン側に集中しています。App Store のレビューでも、機種名を挙げて動作が重い・本体が熱くなるという投稿が並びます。デスクトップパソコンは冷却と電源に余裕があるので、長い公演や大人数のイベントでも落ち着いて楽しめます。cluster では最高のフレームレートを狙うよりも、この余裕を確保するほうが体験の差になります。
「iPhone SE3 でも、大人数の集まるイベント以外はサクサク動くため、充分楽しい」(App Store のユーザーレビューより)
cluster の快適さは、ワールドの作り方・参加人数・演出によって大きく変わります。引用している内容も他の方の投稿であり、当店の実測ではありません。そのため「このPCなら何fps」という断定はせず、負荷が高くなったときに先に苦しくなる部分から順に押さえるという考え方で構成をご提案しています。
cluster で遊ぶ人へのおすすめ6機種
cluster は求められる性能がそれほど高くないので、予算を抑えた1台からご案内できます。いずれも メモリ32GB・1TB Gen4 SSD・Windows 11 Home を標準装備。左から順に、必要に応じて上げていくイメージでご覧ください。GeForce 構成と Radeon 構成を並べています。
T-14V4
cluster を画面で遊ぶなら、ここから始められます。グラフィックスは公式推奨の RTX 20 シリーズよりひとつ上のクラスで、VRAM も 12GB。スマホでは落ちていた大人数のイベントも、最後まで居られる余裕があります。
- CPUCore i5 14400F
(10コア16スレッド) - GPURTX 3060 12GB
- メモリ32GB DDR4
- SSD1TB Gen4
【VRエントリーモデル】
cluster 公式が挙げる「Ryzen 7 以上」をそのまま満たす構成。8コア16スレッドとメモリ32GBで、大人数のイベントでも息切れしにくく、表記どおりを重視される方はここからが安心です。
- CPURyzen 7 5700X
(8コア16スレッド) - GPURTX 5060 8GB
- メモリ32GB DDR4
- SSD1TB Gen4
TE-AM4RR7v1
Radeon で価格を抑えた構成。8コアCPUに VRAM 16GB のグラフィックスを組み合わせているので、この価格帯でもテクスチャの多い場面に強く、cluster には十分な余裕があります。
- CPURyzen 7 5700X
(8コア16スレッド) - GPURX 9060 XT 16GB
- メモリ32GB DDR4
- SSD1TB Gen4
T-5RN97V1
最新世代の8コアCPUに、VRAM 16GB の RTX 5060 Ti。cluster には十分すぎるくらいの余裕があり、VRヘッドセットをつないだり、他のゲームや配信に手を広げても足りなくなりにくい帯です。
- CPURyzen 7 9700X
(8コア16スレッド) - GPURTX 5060 Ti 16GB
- メモリ32GB DDR5
- SSD1TB Gen4
TE-5RR98X3DV1
最新世代の X3D に上位 Radeon を合わせた構成。同じ内容を GeForce でそろえるより価格を抑えられるため、VRで観劇したい方やイベントに常駐される方の候補になります。
- CPURyzen 7 9800X3D
(8コア16スレッド・X3D) - GPURX 9070 XT 16GB
- メモリ32GB DDR5
- SSD1TB Gen4
【VRミドルハイモデル】
SteamVR 対応HMDをつないで公演を観る、100人規模のイベントに常駐する、そのうえで VRChat や Resonite にも行かれる方に。3D V-Cache 搭載の X3D で、人が多い場面でも崩れにくい構成です。
- CPURyzen 7 7800X3D
(8コア16スレッド・X3D) - GPURTX 5070 Ti 16GB
- メモリ32GB DDR5
- SSD1TB Gen4
※ Radeon 構成について:同じ予算でグラフィックスのクラスを上げやすいのが Radeon の利点です。GeForce との比較や対応状況はRadeon構成のご案内にまとめています。
※ T-14V4 の CPU 表記について:cluster 公式の推奨は「Core i7 / Ryzen 7 以上」で、世代までは明記されていません。T-14V4 の Core i5 14400F は10コア16スレッドの最近の世代で、数字は "i5" ですが処理能力は数世代前の i7 を上回ります。表記どおりの型番で揃えたい場合は、ひとつ上の Nu-VR 以上をお選びください。
※ cluster 以外に Resonite も本格的に遊ぶ予定があるなら、必要な構成が変わります(あちらは CPU のシングルコア性能がそのまま効きます)。Resonite 向けおすすめPC もあわせてご覧ください。
ワールドをつくる人へのおすすめ4機種

効くのは fps ではなく「待ち時間」
cluster のワールドは Unity + Cluster Creator Kit で制作してアップロードします(手軽に始めるならアプリ内の「ワールドクラフト」も)。公式のガイドはアップロードについて「結構時間がかかります」、ライトベイクについて「計算処理にとても時間がかかります」(品質を上げると数十分から数時間)とはっきり書いています。さらにワールド内で使っていないテクスチャが入っているだけでアップロード時間が大きく伸びるとも明記されています。
制作機で効いてくるのは、フレームレートよりもコア数・メモリ・SSDの速さです。毎回の待ち時間がそのまま作業量に響くため、この用途では遊ぶ目的より一段上の構成をおすすめしています。制作向けは Intel の多コア構成でそろえており、なかでも TRUSTVR T-14V2 は、CPUの世代がひとつ前になるかわりに20コア28スレッドをこの価格で確保できるのが持ち味です。
Creator Kit には推奨の Unity バージョンがあります(2026年8月時点:Unity 6000.2.6f2/Creator Kit 3.0.0 以上)。最新は公式ドキュメントをご確認ください。描画負荷の目安として、公式ガイドは Unity の Set Pass Call が「100」を超えるなら軽量化を検討するよう案内しています。
T-14V2
20コア28スレッドの Core i7 を積んだ TRUSTVR。CPUの世代はひとつ前ですが、そのぶんコア数をこの価格で確保できるのが強みで、ベイクや書き出しの待ち時間を縮めたい方の入口になります。グラフィックスはご注文時に RTX 5070 へ変更できます。
- CPUCore i7 14700F
(20コア28スレッド) - GPURTX 5060 Ti 16GB
- メモリ32GB DDR4
(64GBへ増設可) - SSD1TB Gen4
【クリエイティブモデル】
10コアCPUと RTX 5070。Unity でのワールド制作を始める1台目として、プレビュー・ライトベイク・アップロードまで一通りこなせます。もちろん cluster で遊ぶぶんにも十分です。
- CPUCore Ultra 5 225F
(10コア) - GPURTX 5070 12GB
- メモリ32GB DDR5
(64GBへ増設可) - SSD1TB Gen4
【プロクリエイティブモデル】
20コアCPU。ベイクと書き出しの待ち時間を詰めながら、Blender などの3Dツールと Unity を行き来する主力機です。テクスチャの重いシーンに備えて VRAM も 16GB。制作を本気でやるならメモリは64GBへ。
- CPUCore Ultra 7 265F
(20コア) - GPURTX 5070 Ti 16GB
- メモリ32GB DDR5
(64GBへ増設可) - SSD1TB Gen4
【プロクリエイティブモデル】
24コアの Core Ultra 9 285K。大きなワールドのライトベイクや、アセットの多いプロジェクトのビルドを何度も回す方向け。待ち時間がそのまま制作量に響く段階になったら、ここが効きます。
- CPUCore Ultra 9 285K
(24コア) - GPURTX 5070 Ti 16GB
- メモリ32GB DDR5
(64GBへ増設可) - SSD1TB Gen4
※ 制作用途では、ご注文時のカスタマイズでメモリ64GBへの増設、SSDの容量アップ・2台目の追加、Windows 11 Pro への変更などを選べます。選択肢と金額は各商品ページのカスタマイズ画面でご確認ください。
※ 制作より遊ぶ時間のほうが長いという方は、上の「遊ぶ人へのおすすめ」の機種でもワールドづくりは始められます。どちらが向くかはご相談ください。
よくあるご質問
cluster のためにハイエンドなグラフィックスは必要ですか?
cluster 単体で考えるなら必要ありません。ワールドは25人、公開イベントは同時に表示される人数が最大100人という公式の上限があり、さらにワールドは全プラットフォーム向けにまとめてビルドされ、同時に反映されるピクセルライトは2つまでといった描画側の上限もあります。上位のグラフィックスが効いてくるのは、人数やアバターの重さに上限がない Resonite や VRChat、そしてワールド制作のほうです。
スマホで遊んでいますが、パソコンにすると何が変わりますか?
いちばん大きいのは安定性です。App Store のレビューでも、大人数のイベントでアプリが落ちる、本体が熱くなって長時間遊べない、という声が目立ちます。パソコンなら冷却と電源に余裕があるので、長い公演でも最後までいられます。加えて、画質の設定を上げられること、VRヘッドセットをつなげること、Unity でワールドをつくれることが増えます。
ノートパソコンでも動きますか?
公式の推奨動作環境を満たしていれば動きます。ただし大人数のイベントに長時間いる、VR機器をつなぐ、ワールド制作をする、といった使い方では、冷却と電源に余裕があるデスクトップのほうが安定します。当店では据え置きのデスクトップを中心にご案内しています。
VRヘッドセットは何が使えますか?
Windows版の cluster では SteamVR(OpenVR)対応のPC用VR機器が使えます。別途 SteamVR のインストールが必要です。cluster は Meta Quest 単体でも遊べます。ヘッドセット選びはPimax 特集もご参考にどうぞ。
どの機種にも共通していること
Wi-Fi/Bluetooth も標準搭載。買ってすぐ余裕のある構成から始められます。
長時間・高温環境での高負荷テストと騒音の計測を行ってから出荷しています。
物損保証付きの延長保証もご用意しています。詳しくは保証規約をご覧ください。
メモリ・ストレージ・電源・ケース色などは商品ページで変更できます。分からないときはご相談ください。
あわせて見たいページ
迷ったら、使い方から一緒に決めましょう
「イベントによく行く」「スマホだと落ちてしまう」「ワールドをつくってみたい」など、用途を教えていただければ、そこから機種をご提案します。
構成を相談する 全機種を見る
出典(2026年8月時点):
cluster 公式ヘルプセンター「推奨動作環境」/「イベントとワールドの違い」(人数と表示人数の上限)/「アバターの表示上限とゴースト」/「対応VRデバイス」、Cluster Creators Guide「はじめてのワールドづくり・つまずきポイント5選」(アップロードの所要時間)、同「ライトベイクの基本を学ぼう」(ベイクの所要時間)、同「描画負荷を減らしてワールドの軽量化をする」(Set Pass Call の目安)、Cluster Creator Kit ドキュメント(Unityの導入)/同(Unity仕様詳細・グラフィックス)(ピクセルライトの上限)、App Store「cluster」カスタマーレビュー。
引用した内容は各投稿者の申告であり、当店が計測したものではありません。実際の快適さはワールドの内容・参加人数・接続環境によって変わります。
cluster はクラスター株式会社のサービスおよび商標です。掲載画像は同社が公開している公式素材、および当店が協賛する公演のキービジュアルを引用しています。当店はクラスター株式会社の公式ストア・提携パートナーではありません。


